2013年3月20日水曜日

【4thカマロZ28 35th】スペックから紐解くLS1の衝撃と、日本人デザイナーが遺した名車

「カタログスペックなんて、実際の走りとは別物でしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、このカマロの数値には、アメ車らしいロマンが凝縮されています。4thカマロ最終型、そして映画で奇跡の復活を果たした記念すべきモデルの資料を整理しておきました。

CHEVROLET CAMARO Z28 (35th Anniversary) 主要諸元

型式GF-CF45E
エンジンタイプV8 OHV (LS1)
総排気量5,665cc
最高出力288ps / 5,200rpm
最大トルク44.6kgm / 4,000rpm
変速機4AT
駆動方式FR
全長×全幅×全高4910×1890×1320mm
車両重量1560kg
タイヤサイズ(前後)245/50ZR16
このエンジンの痛快なところは、何といっても「4,000回転という低い回転域で最大トルク44.6kgmを叩き出す」という点に尽きます。アクセルを軽く踏み込むだけでドロドロとしたV8サウンドとともに車体がグワッと押し出される感覚は、一度味わうと抜け出せない中毒性がありますよね。
カマロの歴史とトランスフォーマーの奇跡
4thモデルで一度は幕を下ろしたカマロですが、映画『トランスフォーマー』のバンブルビーとして復活。35周年記念車は国内100台限定(黒70・赤30)の超希少モデルです。

日本人の手による「未来への造形」

この4thカマロのスタイリングを主導したのは、日本人デザイナーのセキ・ヤスノリ氏です。流麗で鋭いウェッジシェイプは、当時のGMにおいて革命的でした。日本人の感性がアメリカの象徴を再定義したと思うと、愛着もひとしおです。

【コラム】デスビからの卒業とLS1の衝撃

LT1時代の最大の悩みだった「デスビ(オプティスパーク)」トラブル。しかし、LS1への移行でダイレクトイグニッション方式となり、信頼性は劇的に向上しました。アメ車が「週末の修理が必須な趣味車」から「安心して踏んでいけるスポーツカー」へ進化した瞬間でした。

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