2025年7月5日土曜日

20万キロのタホ、ATFが先っちょにしか付いてない!店に売ってないデキシロンⅢを探してカインズへ走った話

走行距離もいよいよ20万キロを突破した我が相棒。最近、クランクシャフト周り(リアメインシール)からのオイル滲みが気になっており、ATFも「このままトルコン太郎で圧送交換を強行するか、それともメインシールが完全にダメなら、いっそミッションを下ろすか……」と絶望の狭間で悩んでいるところです。

悩んでいても進まないので、とりあえず現状のATF(オートマフルード)のレベル(油量)を測ってみることにしました。

ゲージを抜いてみると……「先っちょにちょっとついてるくらい」。おいおい、完全にフルードが足りてないじゃん!どこからか確実に抜けて(燃えて?)います。これは大至急、補充が必要です。

店に売ってない!デキシロンⅢを探して三千里

「とりあえず現地で買ってすぐ足そう」と思い、近所のジャンボエンチョー、イエローハット、オートバックスをハシゴしたものの、アメ車適合の「DEXRON III(デキシロン3)」なんてマニアックなフルードはどこにも置いてありません。日本の量販店はCVTフルードや汎用ATFばかりです。

「まさか……」と思って最後の望みをかけてカインズホームに行ってみたところ、奇跡的に一種類だけ置いてありました!

カストロールのDEXRON III。1リッターで約2,000円。背に腹は変えられないので即購入。しかし、店頭だと1缶2,000円はちょっと割高ですね……。アメ車のATFは減るのがデフォなので、最初からAmazonで4L缶をまとめ買いしておけばよかったと後悔しました。

出先での無理なATF注入は地獄を見る

今回はいつものガレージではなく出先での作業。まともなジョーゴ(ファンネル)がなかったので、急遽ペットボトルを切って即席の注入器を作って無理やり流し込んだのですが……

案の定、レベルゲージの狭い管から溢れて、だいぶ床にこぼしました(笑)。

アメ車のATFチューブは奥まった場所にあって細いので、こういう横着をすると確実に大惨事になります。DIYをやるなら、ロングノズルのファンネルかシリンジ(サクションガン)を用意しておくべきだと痛感。


こぼしながらも、ひとまずアイドリング状態で各ギア(P-R-N-D)にゆっくり入れてフルードを循環させ、測定し直します。(まだ試運転で走ってはいません)

だいたい500ccくらい注入したところで、ゲージを確認するとこんな感じに。まだ走行して熱を入れてないから、ひとまず「COLD」の枠内に収まっていればオッケーですかね。

今後の予定:トルコン太郎か、ミッション下ろしか

とりあえず走れるレベルにはなりましたが、フルードが減る根本原因を解決しないと意味がありません。このままトルコン太郎を設置しているプロのショップに持ち込んで圧送交換を依頼するか、それとも腹を括ってリアメインシール交換のためにミッションを下ろすか……。ついでにできる対策はさっさと一気にやってしまいたいと思います!


追記:次回ATFをDIY交換しました!

雑多な趣味の備忘録: 長く乗り続けるために|2001年式シボレータホのATF交換・フィルター交換手順(4L60E対応)

【2001年式】GMT800タホのトランスファーフルード必要量は?純正オートトラックⅡをDIY交換【20万キロ】

20万キロメンテナンス計画、お次は四駆機構の要であるトランスファーフルード(トランスファーオイル)の交換です!

アメ車のパーツ検索といえばロックオート(RockAuto)ですが、適合を見ると「ATF」が指定されていたりして、今ひとつ情報が曖昧でよく分かりません。しかし、GM系のオートマチック4WD(NV246トランスファーなど)に普通のATFを入れるのはクラッチ滑りの原因になり、絶対にNG。ここは迷わず、安心のGM純正「AUTO-TRAK II(オートトラック2)」をチョイスしました。


ネット上の情報だと「必要量が何クォート(リッター)なのか」がハッキリしなかったことと、まとめ買いで送料無料(または送料が割安)になることもあり、とりあえず3本購入。結論から言うと、ちょっと多すぎました(笑)。

抜いたオイルは真っ黒!でも本物の証が…

注入口・ドレンの順番で抜いて古いフルードを排出します。たしか18mmだったと思います。オイル受けの皿に溜まった状態で見ると「どす黒いドブ水」のように真っ黒に変色していましたが、光に透かしてよく見ると微かに「青緑色」の独特な色味が残っています。間違いなく、前オーナーの時代にもちゃんとオートトラックが入れられていた証拠ですね。一安心。

デフオイル方式でえっちらおっちら注入

トランスファーの注入ロは真横を向いていて、上からジョーゴで流し込むことはできません。前にデフオイルを交換した時と同じように、手動ポンプ付きのボトル(サクションガン代わりの容器)にフルードを詰め替え、下からえっちらおっちらと這いつくばって注入していきます。(※車体の下で寝そべりながらの作業は必死すぎて、写真を撮る余裕はありませんでした笑)

注入ロのキワキワまで満たされ、フルードが「溢れて垂れてきたら」満タンのサインで終了です。計ってみると、使ったのはだいたい1本半(約1.4〜1.5L)くらいでした。3本買ったので丸々1本半余っちゃいましたね。次回また1〜2万キロ走ったらプレ洗浄代わりにすぐ換えることにします。

交換後の体感フィーリングは特に大きく変化なし。まあ、ギアの保護のためのメンテナンスなのでこれでOKです。トランスファーの内部構造の資料を見ていると、チェーン駆動で潤滑するあたりがなんだか「ハーレーダビッドソンのプライマリーケース」の構造にそっくりだな、なんて思いながらのアメ車DIYでした!

【アメ車豆知識】トランスファーに添加剤は必要?不要?
ネットで検索すると「トランスファーオイルには青い添加剤(摩擦調整剤)を混ぜろ」という情報が出てくることがあります。これは古い「AUTO-TRAK I(初代・青色)」の時代や、社外の汎用ATFを代用していた頃の話。

現在流通している改良版の「AUTO-TRAK II(オートトラック2)」は、最初から専用の添加剤がベストな配合でブレンドされているため、ボトルからそのまま無添加で注入して100%OKだそうです。余計なものを混ぜると逆にクラッチを痛める原因になるので、純正ストレートが一番安心です!