2001年式のシボレー・タホに乗っていると、ある日突然、電装系のトラブルが「お祭り」のように押し寄せることがあります。私のタホも例外ではなく、ここ最近、ありとあらゆる症状が出始めました。
今回発生した電装系トラブル(一部抜粋)
「何かがおかしい」どころではない、カオスな状況です。
- ABSとサイドブレーキの警告灯が点いたり消えたり
- バックカメラが作動しないことがある
- チェックエンジンランプ点灯(ノックセンサー低レベル入力)
- 燃調異常(燃料リッチ)
- オーディオの音が微妙(音が小さい?)
- ボンネットのアース線(バルクヘッド側)が切れている
これらの症状、一つひとつを個別に疑っても原因は特定できません。経験上、こういう時は「アース(接地)」の劣化が一番疑わしい。試しに、ボディのアース網線を「もみもみ」してみると、一時的に症状が良くなったりします。つまり、犯人はアース不良でほぼ間違いありません。
アメ車の弱点「ボディアース」を直結で対策
タホのアースは、バッテリーからフレーム前方への一本と、エンジンブロックからバルクヘッドへ伸びる網線が基本です。しかし、この経年劣化したアースはアメ車の電気的な弱点と言えます。
まずは切れていたボンネットのアースを接続。
さらに、フレームアースの掃除だけでは焼け石に水と判断し、純正のアースポイントは全く手が入らないエンジン裏側なので、エンジンブロックのアースポイントから直接バルクヘッドへとアーシングをバイパス追加しました。
吉と出るか凶と出るか?検証結果
作業完了後、しばらく走らせて様子を見ました。
結果として、これまで悩まされていた「バックカメラが映らない」という症状と「燃料リッチ」の警告は、ほぼ発生しなくなりました。 やはり、これらの電装トラブルの元凶は、経年劣化によるボディアースの不備にあったようです。
一方で、ABSとサイドブレーキの警告灯、ノックセンサーの微弱コード、そしてオーディオの不調については、正直なところ「決定的な改善」には至りませんでした。ボディアースの強化で「電気の通り道」は確実に良くなりましたが、これらについては別の要因、あるいは更なる追い込みが必要なようです。
現時点での考察として、残るトラブルには以下の可能性を疑っています。
- ABS・サイドブレーキ警告灯:ユニット内のハンダクラック(リフロー修理が必要か)
- ノックセンサー:少し前に新品交換済みだが、何らかの信号干渉か配線不良の疑い
- 燃調等の複合的要因:燃料圧レギュレータも交換済みなので、昔交換した「安物のエアフロセンサー」が悪さをしている可能性も……?
ボディアースの重要性を再確認できた一方で、まだまだこの電気の神様との戦いは続きそうです。とはいえ、着実に一歩前進しました。同じ症状に悩むタホ乗りの方、まずはアース網線をもみもみしてみることから始めてみてはいかがでしょうか(笑)。