こんにちは!皆さん、長距離のドライブや家族旅行の前には愛車の点検をされていますか?
我が家の2001年式シボレー・タホも、走行距離が22万キロを突破。
今度の家族旅行に向けて「ハブナットの緩みでも見ておくかー」と、軽い気持ちでジャッキアップしたのですが……そこでとんでもない異変に気づいてしまいました。
なんと、ホイールを手で揺らしてみると、ステアリング(足回り)が信じられないほどゆるゆるだったのです!
少し前にパワステフルードをACデルコ製に全量交換したばかりで、油圧系はバッチリだと思っていたのですが、どうやら原因は別のところにあるようです。
(※前回のパワステフルード交換の記事はこちら⇒ 【GMT800】2001年式シボレータホのパワステ異音をDIYで解決!)
まずは、どれくらい足回りがガタついているのか動画をご覧ください。
片側だけジャッキアップして揺らした様子。ぶわんぶわん動いてしまっています…
これ、走行中に何かあったらと思うとゾッとしますよね。旅行前に気づけて本当に良かったです。
「タイロッドエンドが死んでいるのかな?」と思い、さらに奥の機構をのぞき込んで確認してみました。
動画では少し分かりにくいですが、タイロッドエンド自体はしっかりしています。
しかし、その先にある「ピットマンアーム」まで一緒に揺れていることが判明しました。
「これは重症か…?パーツ交換か…?」と焦って調べてみると、なんとステアリングギアボックスに調整機構(アジャストスクリュー)があるとのこと!
アメ車を長く維持していますが、これは初めて知りました、お恥ずかしい。さっそく調整にチャレンジしてみます!
作業前の現状確認(ハンドルの遊び)
調整に入る前に、フロントを両輪ともジャッキアップして、運転席からステアリングの遊びを確認しておきます。
触った感覚としては、中心付近に不自然なデッドゾーン(全く効かない領域)があるという感じではなさそうです。ということは、ギアボックス内部のバックラッシュ(隙間)を少し詰めてあげれば直る可能性大です!
ステアリングギアボックスの調整手順
作業位置は、ボンネットを開けて運転席側からのぞき込んだあたりです。
ステアリングギアボックスの頭に、ロックナットと一体になった六角ボルトが見えます。
ここを調整していくのですが、アメ車なので当然のように工具は「インチサイズ」になります。
まずは外側のロックナットを緩めます。サイズは5/8インチでした。
ロックナットが緩んだら、中心にある六角ボルトを一度いっぱいまで締め付けます(こちらもインチサイズです)。
ただし、いっぱいまで締め切った状態のままだと、内部のギアが噛み込みすぎてハンドルがカチコチになってしまい回りません。そこから徐々に緩めていき、スムーズに回る「いい塩梅」のポイントを探します。
我が家のタホの場合、いっぱいまで締めた状態から2周ほど戻した位置がベストバランスでした!位置が決まったら、ずれないように六角を固定しながらロックナットをしっかり締め込みます。
調整後のビフォーアフター!ガタツキは直ったのか?
作業が完了したので、さっそく効果を確認してみましょう!
まずは運転席からのハンドルの遊びです。
うーん、車内からハンドルを揺らしてみた感じでは、正直「あんまり変わらないかな?」という印象です(笑)。
しかし!肝心なのは足回りのガタツキです。外に出て、最初と同じようにホイールを手でグイグイと揺らしてみました!
おおっ!!全然揺れなくなりました!!
あんなにぶわんぶわん動いていたガタが、見事にピタッと収まっています。大成功です!
その後、実際に道路をテスト走行してみた感想ですが……私の感覚が鈍いのか、正直体感としては「あんまり変わらないかも?」というのが本音です(笑)。
「言われてみればフロントがカッチリしたかな?」とも思いますが、プラシーボ効果(気のせい)な気もします。もともとふわふわですしね。
とはいえ、確実に足回りの余計なガタは消えたので、これで安心して家族旅行へ出発できます!
GMT800系など、走行距離が伸びたアメ車のステアリングのガタに悩んでいる方は、パーツ交換をする前にぜひ一度このギアボックス調整を試してみてはいかがでしょうか?(作業する際はインチ工具を忘れずに!)
さらに詳しく知りたい方へ!海外の参考動画
「文字や短い動画だけだと、実際の作業イメージが湧きにくい…」という方のために、本場アメリカのDIY動画をご紹介します!
英語の動画ですが、ステアリングギアボックスの構造や、ロックナットを緩めてアジャストスクリューを調整する一連の流れが非常に分かりやすく撮影されています。
作業前に一度目を通しておくだけで、DIYの成功率がグッと上がりますよ!
本場のアメ車オーナーたちも、こうして自分でメンテナンスしながら長く大切に乗っているんですね。
皆さんもぜひ、安全第一で愛車のメンテナンスを楽しんでください!