2025年6月22日日曜日

【GMT800】P0172/P0175とP0300失火の原因! シボレー・タホの再始動不良をフューエルレギュレーター交換DIY

愛車のシボレータホ(2001年式・GMT800系)のメンテナンス記録です。

最近、少し近所を走っただけの「ちょい乗り」をした後に、エンジンの再始動性が非常に悪くなるという症状が出ていました。さらにOBD2テスターで自己診断してみると、「両バンクリッチ(燃料過多)」の診断コードを検出。これは完全に燃料の供給バランスがおかしくなっています。

ちなみに、この時スキャナーに記録されていたエラーコードは「P0300(ランダムミスファイア)」「P0715」「P0712」などでした。燃料が濃すぎて失火などを引き起こしている可能性が高そうです。

V8エンジンでの温間再始動困難と両バンクリッチの組み合わせとなれば、疑うべき定番は「フューエルプレッシャーレギュレーター」の寿命です。これまでおよそ20万キロの間、一度も交換されていない無交換状態だと思われるため、予防整備も兼ねて新品に交換することにしました!


20万キロを走り抜いたレギュレーターの取り外し

エンジンフードを開け、フューエルレール部分にあるレギュレーターへアクセスしていきます。

レギュレーターを固定している止めクリップを取り外します。

こちらが引き抜いて取り外した古いプレッシャーレギュレーターです。長年の使用によるガソリンの汚れや熱で、外観もかなりくたびれているのがわかります。

レギュレーター内部のダイヤフラム(薄膜)が破れると、プレッシャーレギュレーターに繋がっている負圧(バキューム)ラインからガソリンが直接インテークマニホールドへと吸い込まれてしまいます。結果として燃調が濃くなりすぎて「リッチ」コードが発生し、エンジン停止直後はプラグがカブったような状態になって再始動が困難になります。

用意した新品のフューエルプレッシャーレギュレーターを取り付けていきます。私はrockautoでBWDというブランドのものを買いました。古いガスケットや汚れを落とし、しっかり綺麗にしてから新品を押し込みます。※真上にノズルが出ているタイプもあるので注意。


【DIYの洗礼】暗闇の夜間作業でまさかの大失態!

周囲も暗くなり、手元を照らしながらの夜間作業を行っていた時のことです。レギュレーターを装着する際、一番奥に入るべき小さなOリングを、あろうことか装着用の穴の中に落としてしまいました……。

最初は辛うじて目視できていたので、すかさずピンセットを突っ込んで回収しようと試みたのですが、無情にもさらに奥へと滑り落ち、完全に見失ってしまいました。悩んだ結果……「まあ、いっか!」と諦め、Oリングはフューエルレール(燃料の配管)の闇の中へと消えていきました(笑)。

落としてしまったものは仕方ありません。付いてきたOリングで対策し、最終的に本締めを行って交換作業自体は完了です!

レールの奥底に旅立ったOリングのその後の調子も含めて、しばらく様子を見ていくことにします。


【追記】走行22万キロ時点での経過報告

プレッシャーレギュレーターを交換後、走行距離は22万キロを突破しました。

あれからかなりの距離を走りましたが、再始動時のもたつきや「両バンクリッチ」のエラーコードは一切再発していません。やはり、温間時の再始動不良とリッチコードの主原因は、このプレッシャーレギュレーターの経年劣化で間違いありませんでした。愛車のエンジンがまた本来のスムーズさを取り戻し、今回のDIYは「大成功(当たり)」となりました!


【さらに追記】別作業にてOリングの救出も完了しました!

フューエルレールの奥底に消え去り、諦めていたあの小さなOリングですが……なんと後日、別の作業のタイミングで見事に救出することに成功しました!

ノックセンサー交換やインマニ・インジェクターの大掃除という怒涛の重整備の様子と合わせて、Oリング救出の全貌は以下の記事で詳しく公開しています。DIYのドラマの結末を、ぜひ合わせてチェックしてみてください!

雑多な趣味の備忘録: 【21万キロの試練】タホのエンジンチェックランプ点灯!P0332ノックセンサー正道交換&インマニ・インジェクター大掃除の2日間

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