2025年9月14日日曜日

長く乗り続けるために|2001年式シボレータホのATF交換・フィルター交換手順(4L60E対応)

現在の走行距離は21万キロ。

ヤフオクでこの車を購入してから10年・10万キロほど乗っていますが、ATF(オートマフルード)に関しては、少し前に500ccほど継ぎ足したくらいでほぼノータッチ。それ以前の交換歴は謎です。

いよいよ友人のショップで「トルコン太郎」を使った圧送交換をお願いしようと思ったのですが、あちらの本業が忙しくなりすぎてタイミングが合わず……。それなら、ということで自分でDIY交換することにしました!


第一の難関:ドレンボルトのなめりと格安パーツの罠

まずはATFを抜こうとドレンボルトに工具を掛けたのですが、最初から嫌な予感が。
前のオーナーが15mmのボルトを16mmの工具で回したのか、すでに角が怪しい……。しかも鬼のように固い。

手作業ではびくともしないので、一か八かインパクトレンチでいってみたら、見事に角が丸くなって終了しました(笑)。

ボルト単体での救出は諦めて、オイルパンごと新品を発注
選んだのは、一番安かったSKP製(?)の約3,000円のもの。

届いたものを見比べてみると、純正よりもドレンボルトの位置が少し下側に付いています。これ、純正よりフルードがしっかり排出されそうで結果オーライかも?

最近ちょくちょく車体の下に潜る機会が増えたので、新しくスロープジャッキを購入しました。もちろん、安全第一で念のため外したホイールも下に敷いて作業します。


オイルパン取り外しと内部洗浄

シフトケーブルとプレートを外し、干渉するシフトのステーをバールで上手いこと逃がしながら、ようやくオイルパンを取り外し。

ドレンからフルードを抜けなかったため、外すときは案の定ATFがビチャビチャに溢れて大変でした……。この受け箱の中だけで、少なくとも4Lは出ています。

むき出しになったトランスミッションの内部を、パーツクリーナーで綺麗に洗浄していきます。

もちろん、ストレーナー(フィルター)のガスケットも新品に交換。

外した古いオイルパンとフィルターがこちら。
21万キロのわりには、そこまでドロドロに汚れている感じはしませんでした(素人目ですが)。

内部の締められるボルトのトルクをしっかり確認していきます。

ストレーナーなどの固定は、およそ11Nm。

一応、新旧のストレーナーを見比べ。
今回の交換用ガスケットとフィルターのセットは、信頼のWIX製を用意しました。


オイルパンの取り付けと1回目のフルード注入

新しいガスケットにシリコンオイルを塗り、オイルパンボルトを仮挿しして位置を合わせていきます。ここでもケーブルのステーが邪魔をしてかなり難儀しました……。

ボルトの締め付けトルクは20Nm。意外と「ぎゅっ」と締める印象です。
そういえば外すときはめちゃくちゃ緩くて、ソケットを付けたら手で回るレベルでした。危ない危ない。

これで下回りの作業は一旦完成!
ついでに、シフトケーブルの先端にモリブデングリスを塗っておきました。

今回使用するフルードは、ヤフオクで調達したACデルコ純正 デキシロン6(18L缶)。送料込みで約20,000円。
他の選択肢に比べて全然安いけど、本物ですよね……?(笑)

以前カインズホームで買って補充用に使っていたカストロールのデキシロン3も、この際一緒に混ぜて入れちゃいました。

一度テスト走行をしてから再度チェックして補充したところ、最終的に5.5L入りました。ペール缶の残りは13Lのはず。
一気に全量換えるのは怖いので、これから1,000km走行おきくらいに、ペール缶が空になるまでドレンから希釈交換を繰り返す予定です。


【追記】数百キロ走行後、2回目のATF交換&ミッションマウント交換

あれから数百キロ走ったので、予定通り2回目のドレン交換を決行します。
ちなみに、1回目の交換後から燃費がリッター6キロを超えはじめました! 最初はカチッとしすぎたシフトフィールも、しばらく走ると角が取れてマイルドになっていい感じです。

さっそく新設したドレンボルトからフルードを抜きます。

2Lの計量ジョーゴに移し替えて量を測ります。

もう2L移して、残りが500ccほど。今回はトータルで4.5Lを注入して作業終了。

そして今回は、ついでにミッションマウントの交換もやっちゃいます。


ここでもトラブル発生。左側のボルトがエキパイ(フロントパイプ)にモロに当たって抜けません。なんでこんな設計に……と思いつつ、ここもバールでこじって強引に抜きました。
ちなみに右側のボルトは後ろ側から差さっているのに、なぜ左だけ前側からなのか謎です。戻すときは左右揃えて後ろ側から差し替えておきました。

ミッション本体をジャッキで慎重に支えながら、サブフレームを外していきます。

外れた古いマウント(右側)。「メイド・イン・カナダ」の刻印があり、鉄板もかなり肉厚。
そこまで目に見えてへたっている感じはしませんでしたが、新品に交換して古い方はストックとしてキープしておきます。

翌日テストドライブをしてみたのですが、どうも「フルードを入れすぎた時特有のもっさり感」があったので、少しだけドレンから抜いて調整しました。

これでバッチリ!
1回目ほどの劇的な変化は感じないし、やっぱり入れた直後は少しシフトに角がある感じがしますが、馴染めば落ち着くでしょう。残るフルードは8.5Lほどので、あと1回の交換でちょうど使い切れそうです。


【追記】さらに走行を重ねて、仕上げの3回目交換!

さらにしばらく走り込んだので、いよいよ仕上げの3回目交換を行います。

今回は前回の交換から結構な距離を走りました。

ドレンから抜いたフルードは、まだしっかりと赤みを残しています。徐々に内部が新油に置き換わっている証拠ですね。
ただ、新設した安物オイルパンのドレンから少し滲みが発生していたので、不本意ながらボルトにシールテープを巻いて対策しました。

今回使ったフルードは4.5L。体感での残りストックは3Lほどです。
最近CVシャフトを換えたりもしたので純粋な比較は難しいですが、確実に燃費はリッター6キロを下回らなくなりました!
3回目ともなるとさすがに変速の感触に大きな変化はありませんが、十分にリフレッシュできたと思います。

ATF周りはこれで一区切り。しばらくはノータッチで様子を見ようと思います!

2025年8月28日木曜日

【21万キロの試練】タホのエンジンチェックランプ点灯!P0332ノックセンサー正道交換&インマニ・インジェクター大掃除の2日間

走行距離21万キロを迎えた愛車のシボレー・タホ。まだまだ元気に走ってもらいたい!ということで、呉のエンジンフォームを使ってエンジンルームを気合十分にジャバジャバと水洗いしました。……が、調子に乗りすぎたようです。しばらく走ると、無情にもメーターパネルにオレンジ色のエンジンチェックランプが点灯するようになってしまいました。

エラーコードは「P0332:ノックセンサー2」

診断機を繋いでみると、エラー内容は「P0332 ノックセンサー2(バンク2)」。水洗いの水がVバンクの谷間に溜まってセンサーを直撃したのが原因と思われます。毎日、巡航中につくチェックランプを、走り終わったら消すという不毛な作業を繰り返す日々……。これでは精神衛生上よくありません。

ネットで調べると、センサーを別の場所に移設する「リロケーション」という裏技も見かけましたが、今回は逃げずに真っ向勝負!インマニガスケットも、インジェクターも、フューエルプレッシャーレギュレータのOリングも全てフューエルレールに収まっているので、この機会に消耗品を全交換する「正道」の修理を決意しました。

アメリカから届いた部品たち

今回の本命パーツのほか、ついでに直すATパンのガスケット、オイルシーラー、デフのシールなどもまとめて購入。これらは今回のノックセンサー作業とは無関係ですが、送料をまとめるために一気に手配しました。総額で3万円ほど使いましたが、自分でやれば工賃はタダですから安いものです!

さらに、バッテリーターミナルのボルトもネジ山を舐めてしまっていたので、このタイミングで新品に交換します。

やっぱり安心安全の純正品、もしくは信頼できるメーカーの新品パーツに限りますね。


【DAY 1】ひたすらバラし、ハプニング発生

まずはエンジン上部をバラしていきます。アメ車のV8は配線やワイヤーが複雑に絡み合っているので、組むときに迷子にならないよう、スマホで「メモ写真」を細かく撮りながら進めるのが鉄則です。

こちらはスロットルワイヤーのクリップ位置のメモ。

続いて、周囲の各種カプラー類の接続メモ。数が多くてややこしい!

あとから気づいたのですが、こういったスペーサーのアフターパーツがつけられていました。低速とくるを増すとかなんとか。。。まゆつばもんでインテークもつけにくいので速攻撤去です。

この年式の初期型タホは電子スロットルではなく「ワイヤー引き」タイプ。さらに、何やらゴツい配管が刺さっている謎の銀色のホースも確認できます。こういった年式ごとの違いを発見できるのもDIYの醍醐味ですね。

諸々の配線や配管、そして面倒くさいインジェクターのカプラーと格闘しながら、ようやくインマニ(インテークマニホールド)が外れました!

見えてきたのは、噂に聞く「オレンジ色のガスケット」。これ、初期型の問題児と言われているやつですね。経年劣化で二次エアを吸いやすいことで有名です。

ここでトラブル発生。プラスチック製のホースの正しい外し方が分からず、インマニを付けたまま無理に外そうとしたら、経年劣化もあって根本からパキッと折れてしまいました……!やってしまったものは仕方ない、後でリカバリーします。

それにしても、インマニの下、エンジンの谷間(Vバンク)がものすごく汚い!長年の砂埃とオイルが混ざり合っています。


インジェクターのお掃除&問題のセンサー摘出

せっかくここまでバラしたので、インジェクター周辺もリフレッシュします。まずはインジェクタークリップの向きをメモ。

フューエルプレッシャー交換時にレール内に落としたOリングが無事にスルッと取れて一安心。この瞬間がとても嬉しい!

取り外したインジェクターは、先端の詰まりや汚れを落とすため、インジェクタークリーナーの液にじっくり漬け込んでおきます。ちなみにこれ、新品を買うと1個5,000円以上します(V8エンジンなので8個買ったら4万円コース……)。掃除で生き返ってもらいましょう!

そして、今回の諸悪の根源である「ノックセンサー」を摘出!丸い穴の底に埋まっていました。並べてみると、左側がエンジンの後ろ側に付いていたセンサー。案の定、水が溜まったのかサビと汚れでドロドロになっており、完全にダメになっていました。

先ほど折ってしまったプラスチックのホースですが、内径の合う耐油ゴムホースを使ってしっかりと繋ぎ合わせました。これで機能的には全く問題ありません。リカバリー成功です!

新しいノックセンサーは、信頼のDelphi(デルファイ)製をチョイスしました。

そしてノックセンサーのゴムキャップの周りには、防水のためにPermatex(パーマテックス)の耐熱RTVシリコンガスケットを塗布します。これがロックオート(RockAuto)からだと液体物扱いで輸入不可だったため、漏れ止め剤と一緒に日本のAmazonで購入しました。これで次回のエンジン洗車(もうジャバジャバやりませんが笑)でも水が侵入しません!

エンジンの谷間の汚れを、これでもかというほど入念に掃除。ピカピカになったところで、Fel-Pro(フェルプロ)のメタルガスケットをセットします。初期のオレンジガスケットから、対策品のガッチリしたメタルへ進化です!

ここでノックセンサーを締め付けます。規定トルクは「15 lb-ft(約20N・m)」です。締めすぎ注意!

インジェクターのOリングも新品に交換。キットには3種類入っていましたが、実際に使ったのは2種類だけでした。

この古いOリングを外したり溝を掃除したりする作業、先端の細い「ピックアップツール」がないとかなり厳しい戦いになります。DIYする方は絶対用意しておいた方がいいです。細部まで入念にきれいにしていきます。

ここで参考までに、外したインマニのスロットルボディ側からの内部構造を。ポートがスロットルから直線的ではなく、ぐるっと回り込むような形になっています。インマニの管長(ポート長)をしっかり稼いで、低回転のトルクを出すための設計なのでしょうね。アメ車V8のこだわりを感じます。

ここで1日目の体力が限界に達しました……。カーポート下の作業でしたが、じわじわと体力が削られ、熱中症の一歩手前のような状態に。初日はここで作業終了です。


【DAY 2】逆の手順で組み付け&まさかのパーツ外し?

2日目、体力を回復させて作業再開です!

インマニの前後には遮音・防塵用のスポンジがついているのですが、YouTubeで海外のDIY動画を見ていると、現地のクルマ好きの兄ちゃんが「こんなスポンジは真っ先に取っちまえ!」と言っていたので、私も男らしく(?)撤去することにしました。ホーリー製のようです。

ここからは一気に組み上げていきます!インジェクターのカプラーが狭くてハメるのに少々手こずりましたが、昨日撮ったメモ写真が大活躍。さらにキットにスロットルボディのガスケットも付いてきたので、これも新品に変えておきます。他にもいくつか余ったガスケットがありましたが、どこの部位か分からなかったので見送りました(笑)。スロットルボディ本体も、インジェクタークリーナーを使って泥のような黒いスラッジが完全になくなるまで徹底的に掃除しました!

インマニのボルトを締める際は、歪みが出ないように指定された「締め付けトルク順」をきっちり守ります。おまけに一気に締めず、1段目:5N・m → 2段目:10N・mの「二段締め」でトルクレンチを使ってきっちり管理します。


【結果報告】チェックランプ消灯!タホの走りは変わったか?

すべての復元が終わり、緊張のエンジン始動。一発で目覚め、アイドリングも安定しています!

さっそく近所を試乗(テストドライブ)してきましたが、これまで巡航時に毎度点灯していたエラーランプは一切つかなくなりました!大成功です!

心なしかエンジンの調子もすごく良い気がします。実はこれまで、加速時にかすかに「チリチリ……」とノック音が聞こえていたのですが、それが綺麗に消えました。やはり古いオレンジ色のインマニガスケットから二次エアーを吸っていたようで、今回の正道交換でそれもバッチリ直ったみたいです。この作業に挑む方は、想定外のハプニングも含めて絶対に「丸2日」は時間を確保することをおすすめします!

追記:燃費への影響は?

修理後、2回目のガソリン満タン法(ガスマン)で燃費を計算してみたところ、ほんの少しだけ燃費が伸びていました!

あれだけの重労働とハプニングを乗り越えた割には「これだけか〜」という微増感はありますが(笑)、それでも確実に車は若返りました!

古いアメ車と長く付き合うには、油脂類を愚直に定期交換し、ダメになった部品はスルーせずにその都度ちゃんと直していく。この積み重ねが何より大事だと改めて痛感しました。この「当たり前の維持」が一番難しく、そして楽しいところでもありますね。

ちなみに、私のこのタホは、オプションコード(RPOコード)が「GT5」なので、ギヤ比が4.1ファイナルになっています。そのため高速巡航時のエンジン回転数はちょっと高めになりますが、そのぶん街乗りや出だしがめちゃくちゃ軽快です!このギヤ比なら、これから計画している「大径タイヤ」を履かせてもパワー不足でかったるくなる心配はなさそうです。


2025年7月5日土曜日

20万キロのタホ、ATFが先っちょにしか付いてない!店に売ってないデキシロンⅢを探してカインズへ走った話

走行距離もいよいよ20万キロを突破した我が相棒。最近、クランクシャフト周り(リアメインシール)からのオイル滲みが気になっており、ATFも「このままトルコン太郎で圧送交換を強行するか、それともメインシールが完全にダメなら、いっそミッションを下ろすか……」と絶望の狭間で悩んでいるところです。

悩んでいても進まないので、とりあえず現状のATF(オートマフルード)のレベル(油量)を測ってみることにしました。

ゲージを抜いてみると……「先っちょにちょっとついてるくらい」。おいおい、完全にフルードが足りてないじゃん!どこからか確実に抜けて(燃えて?)います。これは大至急、補充が必要です。

店に売ってない!デキシロンⅢを探して三千里

「とりあえず現地で買ってすぐ足そう」と思い、近所のジャンボエンチョー、イエローハット、オートバックスをハシゴしたものの、アメ車適合の「DEXRON III(デキシロン3)」なんてマニアックなフルードはどこにも置いてありません。日本の量販店はCVTフルードや汎用ATFばかりです。

「まさか……」と思って最後の望みをかけてカインズホームに行ってみたところ、奇跡的に一種類だけ置いてありました!

カストロールのDEXRON III。1リッターで約2,000円。背に腹は変えられないので即購入。しかし、店頭だと1缶2,000円はちょっと割高ですね……。アメ車のATFは減るのがデフォなので、最初からAmazonで4L缶をまとめ買いしておけばよかったと後悔しました。

出先での無理なATF注入は地獄を見る

今回はいつものガレージではなく出先での作業。まともなジョーゴ(ファンネル)がなかったので、急遽ペットボトルを切って即席の注入器を作って無理やり流し込んだのですが……

案の定、レベルゲージの狭い管から溢れて、だいぶ床にこぼしました(笑)。

アメ車のATFチューブは奥まった場所にあって細いので、こういう横着をすると確実に大惨事になります。DIYをやるなら、ロングノズルのファンネルかシリンジ(サクションガン)を用意しておくべきだと痛感。


こぼしながらも、ひとまずアイドリング状態で各ギア(P-R-N-D)にゆっくり入れてフルードを循環させ、測定し直します。(まだ試運転で走ってはいません)

だいたい500ccくらい注入したところで、ゲージを確認するとこんな感じに。まだ走行して熱を入れてないから、ひとまず「COLD」の枠内に収まっていればオッケーですかね。

今後の予定:トルコン太郎か、ミッション下ろしか

とりあえず走れるレベルにはなりましたが、フルードが減る根本原因を解決しないと意味がありません。このままトルコン太郎を設置しているプロのショップに持ち込んで圧送交換を依頼するか、それとも腹を括ってリアメインシール交換のためにミッションを下ろすか……。ついでにできる対策はさっさと一気にやってしまいたいと思います!


追記:次回ATFをDIY交換しました!

雑多な趣味の備忘録: 長く乗り続けるために|2001年式シボレータホのATF交換・フィルター交換手順(4L60E対応)

【2001年式】GMT800タホのトランスファーフルード必要量は?純正オートトラックⅡをDIY交換【20万キロ】

20万キロメンテナンス計画、お次は四駆機構の要であるトランスファーフルード(トランスファーオイル)の交換です!

アメ車のパーツ検索といえばロックオート(RockAuto)ですが、適合を見ると「ATF」が指定されていたりして、今ひとつ情報が曖昧でよく分かりません。しかし、GM系のオートマチック4WD(NV246トランスファーなど)に普通のATFを入れるのはクラッチ滑りの原因になり、絶対にNG。ここは迷わず、安心のGM純正「AUTO-TRAK II(オートトラック2)」をチョイスしました。


ネット上の情報だと「必要量が何クォート(リッター)なのか」がハッキリしなかったことと、まとめ買いで送料無料(または送料が割安)になることもあり、とりあえず3本購入。結論から言うと、ちょっと多すぎました(笑)。

抜いたオイルは真っ黒!でも本物の証が…

注入口・ドレンの順番で抜いて古いフルードを排出します。たしか18mmだったと思います。オイル受けの皿に溜まった状態で見ると「どす黒いドブ水」のように真っ黒に変色していましたが、光に透かしてよく見ると微かに「青緑色」の独特な色味が残っています。間違いなく、前オーナーの時代にもちゃんとオートトラックが入れられていた証拠ですね。一安心。

デフオイル方式でえっちらおっちら注入

トランスファーの注入ロは真横を向いていて、上からジョーゴで流し込むことはできません。前にデフオイルを交換した時と同じように、手動ポンプ付きのボトル(サクションガン代わりの容器)にフルードを詰め替え、下からえっちらおっちらと這いつくばって注入していきます。(※車体の下で寝そべりながらの作業は必死すぎて、写真を撮る余裕はありませんでした笑)

注入ロのキワキワまで満たされ、フルードが「溢れて垂れてきたら」満タンのサインで終了です。計ってみると、使ったのはだいたい1本半(約1.4〜1.5L)くらいでした。3本買ったので丸々1本半余っちゃいましたね。次回また1〜2万キロ走ったらプレ洗浄代わりにすぐ換えることにします。

交換後の体感フィーリングは特に大きく変化なし。まあ、ギアの保護のためのメンテナンスなのでこれでOKです。トランスファーの内部構造の資料を見ていると、チェーン駆動で潤滑するあたりがなんだか「ハーレーダビッドソンのプライマリーケース」の構造にそっくりだな、なんて思いながらのアメ車DIYでした!

【アメ車豆知識】トランスファーに添加剤は必要?不要?
ネットで検索すると「トランスファーオイルには青い添加剤(摩擦調整剤)を混ぜろ」という情報が出てくることがあります。これは古い「AUTO-TRAK I(初代・青色)」の時代や、社外の汎用ATFを代用していた頃の話。

現在流通している改良版の「AUTO-TRAK II(オートトラック2)」は、最初から専用の添加剤がベストな配合でブレンドされているため、ボトルからそのまま無添加で注入して100%OKだそうです。余計なものを混ぜると逆にクラッチを痛める原因になるので、純正ストレートが一番安心です!