4th シボレーカマロZ28 2002 35thアニバーサリー 5.7L V8 LS1 F-body 12年経過の12万キロ走行
運転席の本革シートカバーが破れたので新品のような澄まし顔の助手席カバーと交換してしまおう。
サドル部分のカバーのみ左右をとっ換えた。
運転席の座る部分が裂けてテカテカになっていた。
選択肢:シートリペア業者は高い、カバーはダサいやぼったい高い、シートアッセンブリーはやっぱ高い、運転席だけでいい。
と考えると座面のカバーだけ新しくしたい、あれ?助手席使えそうじゃない?
調べたがあまり情報は無いねやっぱり。
とりあえずやってみよう。
|
運転席 |
車に乗るときってほとんど一人。毎日60km以上通勤で使っているのでクタクタになってしまった。
ついに真ん中に穴が空いてしまった。
|
助手席 |
独身貴族?なのでほぼ無傷の助手席シート。貧乏だけど。
|
運転席前 |
まず運転席を車体に固定しているナットをはずしにかかる。一脚につき4本のナット。
前側のカバーはビス二本、シートを最大限後ろにスライドさせる。
いちお運転席のみ電動シート。
|
運転席前 |
外した。ナット2本お目見え、確か13mmのソケットで外した。
|
運転席後部カプラー |
電動シートのカプラーを外す。頭痛薬発掘。
|
運転席後部カバー |
運転席後ろ側もビスでカバーが止まっている。右側だけこの状態で取り外しできる。
前側と同じ13mmボルト二本外す。
|
運転席ベルトループ |
ベルトループはビス二本。外すのは超簡単、取り付け難しい。助手席も同じ。
|
運転席 |
完全に降りた運転席シート。電動スライド機構が付いて重い、10kg前後あると思う。
カマロのシートは薄いデザインがお気に入り。5thはやぼったく分厚くなっちゃったよね、あれダサい
|
運転席無 |
運転席下のフロア、本当に汚い。掃除機で全部吸い取る。
|
助手席前 |
ドナーの助手席、こっちは電動でないし、カバーもなくえらく簡単。
前側はシートを最大限後ろにスライドさせるとボルトが見える。
ゴムキャップを外して運転席と共通のナット2本を外す。
|
助手席後ろ |
後ろ側も前にスライドさせてゴムキャップを外しナット2本を外す。
|
両席無 |
前2席が無くなったカマロは広い。
|
ATシフトノブ外し |
ATシフトゲートカバーの下にたばこの吸い殻が大量に入ってしまっているのでついでに掃除する。
ATシフトノブは前側にU字のピンが刺さっている。ニッパーで引っこ抜くとすぽっと外れる。
|
センターコンソールボックス |
コンソールBOX内のコインキャッチを上にずぼっと抜くとボルト二本が見える、確か7mm。外す。
シガーとランプのカプラーを外せばシフトゲートカバーが取れる。
センターコンソールもフリーにしたかったので固定ボルトを外す。
コンソールBOXの底にある二本ボルトを外す。
|
センターコンソール前ボルト |
前側に左右あるボルト2本も外す。
|
コンソール内部 |
真ん中に一本あるので外す。
これである程度フリーになる。完全に外したい場合はオーデイオ周りのパネルを外し、サイドブレーキレバーのカバーを外すが、サイドブレーキカバーは外すのはビス一本で簡単だが、ボタンの再装着が超難関なのでお勧めしない。意味もなく外してしまってポジションはNに入ってるし下り坂だし大変だった。
煙草の吸い殻、灰を掃除機で吸ったりピンセットで取ったり。最後エアー吹いて奇麗にした。
灰皿がクソちっさいからここによく入ってしまう。
|
運転席裏 |
運転席のパワースライド機構を外す、一番大変だった。
カバーのビスを外し、前側のカバーを外す。
13mmボルト4本を隙間からレンチで頑張って外す。
スライド機構と共締めになっているカバーも外れる。
付ける時わからなくなりそうなので配置しておく。
|
助手席裏 |
助手席側は超簡単、カバーもなくボルトむき出し。めっちゃ軽い。手動機構万歳。
どうせ壊れるパワーウインドウもなくせばいいのに。
|
トルクスT50 |
サイドのレバー付近のカバーをビスで外す。内側にフックがあるのでズラして脱着する。
背もたれと座面を接合しているリクライニング機構の外側ボルト13mm二本を外す。
バネがテンションかかってびよ~んっとなってしまわないか不安だったが何もなく平和に外れてくれた。
|
トルクスセット1980円 |
問題は内側の軸に刺さっている星型のトルクス。T30位までは工具セットに入っていたがこいつはでかい。
アマゾンで安いの買おうか迷ったが今日作業したいので近くのホムセンへ。
KTC製が一個1500円ほど。安物セットが1980円。もち安物で。サイズも明確にはわからなかったしね。
T50サイズのトルクレンチで外す。外側もそうだったが内側のトルクスもネジロック材が付いていて固い。
|
上下バラシ |
背もたれと座面が分かれた。もう疲れた。
せめて運転席がないと巨大なスクラップが出来上がってしまうので頑張って座面の本革カバーを外す。
4辺に引っ掛けてあるので再装着可能。ぐいぐい外す。
|
カバーバラシ |
カバー自体は左右共通っぽいが電動ボタンの逃げでスリットが入っている。
クッションのアンコ部分もほぼ同じだが同じく電動ボタンの逃げで削ってある。
クッションも左右入れ替えれたらよかったが、今回はそのままにしておく。
ベースの金型はおそらく共通。外側のトルクスの受けが噛んであるだけだと思う。これが左右共通に4つ付いて入ればカバーも剝すことなく下座面アッシーで入れ替えできたものを。
金型もとりあえず左右はそのまま使用する。
|
助手席無し |
逆手順で組み付けて、とりあえず運転席だけ装着完了した。
助手席はシートカバーをリペアした後に装着しよう。しばらく助手席無状態だ。後部に座ってもらおう、広いし。
革の破れのリペア方法を探らないと。