取り敢えず部品を外す。
純正の鉄製カシメが一番耐久性が有ると思い
メッシュホース化はやめた。
ばらして中性洗剤の入った水一晩につけ置きする。
効果はあまりないっぽい
洗剤とブラシでゴシゴシ水洗い
頑固なところはカナブラシを使用した
その後パーツクリーとエアーで仕上げる
まずマスターのOHだと思いマスターOHキットを出してきたが形が違う。
よくよく見るとクラッチだって!
なかったコトにして洗浄して組む。
内部パーツ洗浄でもだいぶ良くなる。
ピストンにドロのようなスラッジが溜まっていた。
マスターバラシ時にはスナップリングプライヤーが必要になる。
次にピストンを組む
その前に傷をチェックしたがどうしても取れないきずがあった。
耐水ペーパー2000番~メタコンでも取れない。
オイルシールリップ面には届かなそうなのでそのまま組んだ
シール類を組む前にフルードに漬ける。
この上からフルードの合掛けでOK
オイル&ダストシール組
結束のシールも忘れずに
フルードを塗ってピストンを組む
合わせてキャリパーボルト4本を仮組
一旦フォークに装着してボルト4本を本締めする。
真ん中の2本からトルクをかける
組み終わったキャリパーを外してパッド類を付ける
今回はRKのメガアロー810MA-Xシンタード
このRKのパッドがものすごく効く。ゴリゴリゴリと恐ろしい効きだ
プアな足回り・首周りのバイクだと不安になってしまうくらい。
ピストン当たり面にモリブデングリスを塗る
あってもなくても良さそうだが。
ピンにも塗る
ステンレスピンも注文したがミスってリア用だった。
パッドとピント裏の蓋を組む
本付けする
上のボルトを仮締めしキャリパーを上(回転方向)に持ち上げて
下のボルトを仮締めする
そのあと2本共本締めする
念入りに最後に各部締め付け確認
マスターにフルードを充填する
今回もホンダウルトラDOT4
これまたメンドクサイエア抜き開始
フロントWディスク4ポッドとかは本当にメンドクサイ。
バンジョーボルトにめがねレンチと注射器のホースをさして
レンチを緩ませ注射器で吸う
これをフルードで満たされるようになるまで繰り返す。
注射器のフルードはマスターに戻してOK。
このときマスターの中が空になりエアーを噛んでしまわないように。
たまにニギニギシてあげること。
それでもこんなに握れてしまう。
後はしばらく走ったあと
レバーを握ったままバンジョーを緩ませエアーを一回抜く。
ソレを暫く続ける。
それでも甘々だったらキャリパーを外しピストンを押し込んでやる
そうするとフルードの逆流によりエアーがマスター側にいく。
エア抜きは一日にしてならず
ショップでやっても同様、仕上げは自分でしよう。
パッド&フルード交換だけでシール交換はいらなかったかな
超メンドクサイ上にシールは地味に高い。
その分メッシュホースにすればよかったな、キャリパーはどうせ掃除するし
片押しキャリパーサイコー
これが6ポッドとかならもう・・・
ZZR1200 Fブレーキキャリパーオイル&ダストシール
KAWASAKI 純正部品
品番[43049-1068]
販売価格(税込) ¥420 × 4 = ¥1,680
KAWASAKI 純正部品
品番[43049-1057]
販売価格(税込) ¥481 × 4 = ¥1,924
KAWASAKI 純正部品
品番[43049-1092]
販売価格(税込) ¥420 × 4 = ¥1,680
KAWASAKI 純正部品
品番[43049-1095]
販売価格(税込) ¥451 × 4 = ¥1,804